2015年 農園準備スタート!
2015.02.27 (Fri)
2014年の反省をふまえ、今年は2月から農園の準備をスタート。
昨年は段取りが悪く、種まきが4月になってしまい、その結果収穫も遅くなったので、
今年は2月にはいってすぐ、作付計画をあれこれと考え始めました。
それでも遅いくらい??本当は年明けから作付計画は始めるべきと痛感。
今年は欲を出して、30種類くらいの野菜を作る予定。
種は、ホビーシードではなく、農家の人が買う専門店で購入しました。

作付計画がとても大事。
それは昨年痛感したことなので、綿密な計画を立てましたよ。

そして、育苗用のこんな温室買っちゃった~~ヽ(^。^)ノ
昨年は農業先生の温室を使わせてもらいましたが、今年からは自分たちだけでやらなくてはならないので。

今年は2月に種蒔きをすることに決め、
育苗ポットの下に、日本から持ってきたホットカーペットを引いて土の温度を発芽温度にキープ。

野菜にはそれぞれ発芽適温というのがあると学び、なんとか温度管理をしていきたいと思ってます。
サーモがついていないので、かなりアバウトですけどね~~泣

2月の最終木曜日に植えたのは・・・
トマト3種類、キャベツ2種類、セロリ、フィノッキ、レタス3種類、ナス、イタリアンパセリ、キュウリ、パプリカ2種類、ブロッコリー、カリフラワー、ズッキーニ2種類、インゲン豆、枝豆、ソラマメ です。
夜の低温に負けないで大きくなあれ~
昨年は段取りが悪く、種まきが4月になってしまい、その結果収穫も遅くなったので、
今年は2月にはいってすぐ、作付計画をあれこれと考え始めました。
それでも遅いくらい??本当は年明けから作付計画は始めるべきと痛感。
今年は欲を出して、30種類くらいの野菜を作る予定。
種は、ホビーシードではなく、農家の人が買う専門店で購入しました。

作付計画がとても大事。
それは昨年痛感したことなので、綿密な計画を立てましたよ。

そして、育苗用のこんな温室買っちゃった~~ヽ(^。^)ノ
昨年は農業先生の温室を使わせてもらいましたが、今年からは自分たちだけでやらなくてはならないので。

今年は2月に種蒔きをすることに決め、
育苗ポットの下に、日本から持ってきたホットカーペットを引いて土の温度を発芽温度にキープ。

野菜にはそれぞれ発芽適温というのがあると学び、なんとか温度管理をしていきたいと思ってます。
サーモがついていないので、かなりアバウトですけどね~~泣

2月の最終木曜日に植えたのは・・・
トマト3種類、キャベツ2種類、セロリ、フィノッキ、レタス3種類、ナス、イタリアンパセリ、キュウリ、パプリカ2種類、ブロッコリー、カリフラワー、ズッキーニ2種類、インゲン豆、枝豆、ソラマメ です。
夜の低温に負けないで大きくなあれ~
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イタリアワインソムリエ講座 レベル2スタート
2015.02.10 (Tue)
2015年の一番の目標は・・・イタリアワインソムリエ資格を取得すること。
イタリア国内にあるAIS(Associazione Italiana Sommelier)という組織のソムリエ資格は、イタリア政府認定のかなりまじめなものです。
レベル1、レベル2、レベル3と講座を受けた後にソムリエ試験を受けます。
昨年の秋にレベル1の講座を終了し、今日からレベル2コースにに参戦!
久々の講座に、わくわくしながらもちょっぴり緊張ぎみ。本日から10日間の大人合宿、楽しんで学びたいです。
1日目の今日は、ワインの評価を点数で表す方法を学びました。
視覚、臭覚、味覚、総合判断で、最高点は100点になるように評価基準がオフィシャルに決められています。
その評価基準を使いながら試飲したのは、以下の3種類
①TENUTA MONTE DELMA
http://www.montedelma.it/
DOCG フランチャコルタ、サテン ブリュット(瓶内二次発酵)

クリスタルのように光り輝く麦わら色。細かく十分な数の泡が静かに続く。
フルーツ、花、芳香的な香りは、レモンの皮やリンゴ、白い花を思わせる爽やかな香り。
バランスが取れてコクがあり、ほどよく熟成している。
点数評価は、81点
②RIS NERIS
http://www.lisneris.it/home.htm
DOC フリウリ イゾンゾ GRIS 2012 ~ピノグリージョ100%

クリスタルのように輝く濃い麦わら色。
桃やアーモンドやクルミの外皮、ニワトコの花、フルーツ、花ともにフレッシュで芳香的な香り。
辛口ながらバランスが取れた柔らかくミネラル感のある風味。酸味控えめながらボディもあり。
ピノグリージョの特徴である、アーモンドの風味が残る。
ほどよい熟成感。
このワインはとても美味しい!リピワインです。
点数評価はさすがの88点。
③AZIENDA VINICOLA FRATELLI FALZARI
http://www.vini-falzari.it/
DOCG キアンティ SELENGAIA 2011

生き生きとしたルビー色、クリスタルの輝き。
チェリーを思わせる赤いフルーツ、あやめやスミレの香り。
アルコール感しっかりで、口の中が乾く感覚。辛口で酸味もほどよく、バランスが取れている。
ビオディナミで作られたこだわりの自然派ワイン。
視覚的には美しいが、香りがやや単調なために、点数評価では78点
明日からは、イタリア各州のワインを学ぶ予定。
イタリア国内にあるAIS(Associazione Italiana Sommelier)という組織のソムリエ資格は、イタリア政府認定のかなりまじめなものです。
レベル1、レベル2、レベル3と講座を受けた後にソムリエ試験を受けます。
昨年の秋にレベル1の講座を終了し、今日からレベル2コースにに参戦!
久々の講座に、わくわくしながらもちょっぴり緊張ぎみ。本日から10日間の大人合宿、楽しんで学びたいです。
1日目の今日は、ワインの評価を点数で表す方法を学びました。
視覚、臭覚、味覚、総合判断で、最高点は100点になるように評価基準がオフィシャルに決められています。
その評価基準を使いながら試飲したのは、以下の3種類
①TENUTA MONTE DELMA
http://www.montedelma.it/
DOCG フランチャコルタ、サテン ブリュット(瓶内二次発酵)

クリスタルのように光り輝く麦わら色。細かく十分な数の泡が静かに続く。
フルーツ、花、芳香的な香りは、レモンの皮やリンゴ、白い花を思わせる爽やかな香り。
バランスが取れてコクがあり、ほどよく熟成している。
点数評価は、81点
②RIS NERIS
http://www.lisneris.it/home.htm
DOC フリウリ イゾンゾ GRIS 2012 ~ピノグリージョ100%

クリスタルのように輝く濃い麦わら色。
桃やアーモンドやクルミの外皮、ニワトコの花、フルーツ、花ともにフレッシュで芳香的な香り。
辛口ながらバランスが取れた柔らかくミネラル感のある風味。酸味控えめながらボディもあり。
ピノグリージョの特徴である、アーモンドの風味が残る。
ほどよい熟成感。
このワインはとても美味しい!リピワインです。
点数評価はさすがの88点。
③AZIENDA VINICOLA FRATELLI FALZARI
http://www.vini-falzari.it/
DOCG キアンティ SELENGAIA 2011

生き生きとしたルビー色、クリスタルの輝き。
チェリーを思わせる赤いフルーツ、あやめやスミレの香り。
アルコール感しっかりで、口の中が乾く感覚。辛口で酸味もほどよく、バランスが取れている。
ビオディナミで作られたこだわりの自然派ワイン。
視覚的には美しいが、香りがやや単調なために、点数評価では78点
明日からは、イタリア各州のワインを学ぶ予定。
オリーブオイル工場へ潜入!
2014.11.08 (Sat)
現在、トスカーナに滞在中。
トスカーナと言えば・・・いろいろあるけれど、まずはオリーブオイルは有名産地です。
生産量の多さはプーリア州に譲りますが、品質と有名度で言えば、イタリアの中でもナンバーワンと言えるでしょう。
オリーブの収穫は10月中ごろから始まって11月中旬ぐらいまで。
中には、もっと熟するのを待って収穫する方法もあるようですが、今のこの時期はオリーブ収穫の真っ最中です。
そんな恵まれた時期にトスカーナにいるのですから、フラントイオ(搾油所=オリーブオイル工場)を見学しなくちゃ!!
というわけで、訪ねたのがこちら。
フラントイオ パルランティ
~パルランティオリーブオイル搾油所~

1925年創業、3代続く、おじいさんの代からの家族経営の搾油所だそう。
建物の前にある、この大きな円形のものは、オリーブを細かく破砕する時に使っていた石臼です。
昔使っていた石臼をこうやって飾っているのね・・と、わくわくしながら搾油所に向かいました。
説明してくれたのは、ここの若奥さんの タイさん。
え?どこから見てもチャーミングなイタリアーナの彼女、聞き慣れない名前??
と思っていたら、彼女のお母さんが、Thailandが好きなので、タイという名前になったのですって。
同じアジア人としては、うれしいですが、そういう理由で娘に名づけってありなの???
(日本好きなら、ジャッポーネさんになるところだったわけよね・・)
などなどと思いながら工場に潜入!
まずは、集められたオリーブの実。
今年2014年のトスカーナ州は夏の低温と長雨で、オリーブもブドウも出来が悪くて農家は大打撃。
こちらのフラントイオでも、オリーブの実の集積率は、平年の二分の一以下ということでした。

集められたオリーブの葉や枝を、実と選別します。
簡単な金属製の格子があるだけ。
選別器とは名ばかりの、かなり大ざっぱな感じです・汗

そのあと、オリーブの実(と、たぶん少しの葉っぱと少しの枝)は、自動的に次の行程へ流れ、回転ミルの中へ。

そこで、こんなふうに種ごとざっくりとペースト状にされます。

え??種ごと破砕してしまうの??
とびっくりする方も多いことでしょうね。。
そうなんです。
普通のオリーブオイルは、オリーブの実からだけでなく、種も一緒に破砕して抽出します。
そうすることで、手間や時間の節約になり、僅かながら種からのオイルや有益物質も期待できます。
「オリーブオイルらしい」パンチの効いた味になります。
でも、この頃は手間暇かけて種を取り、果実のみから絞り出したオイルもあります。
その方が味がマイルドになり、抗酸化にうれしいフェノール系物質の含有割合が上がると言われています。
オイル自体も、酸化しにくくなり、より高価なオイルということになりますね。
その後登場したのは、こちらのトラディッショナルな石臼です~~!!

へ~~!
これってまだ使っているところはあるのね~~! というのが正直な感想。
建物の前にあった石臼は飾りだとばかり思っていましたが、工場内でも本当に使っていたのです!
ペースト状にしたオリーブを、この石臼でつぶし、細胞を細かくしていきます。
そうすることで、固形部分に含まれる、液体の排出を促すことになるそうです。
そのあと、ゆっくりと練り込みをし・・・

いよいよ絞る段階になります。
それがこちら・・・
円形のフィルターの間に、オリーブのペーストをはさみ、上からプレスをかけて絞り出します。

これまた、実にトラディッショナルでございますぅ~~
話をお聞きすると、おじいさんの代から使っているという機械たち。
大切に受け継がれているのですね。。いまだ現役というのがすごいです。
わかりにくいですが、円盤と円盤の間から、液体がどんどん浸みだしてきています。
これが、オイルと水分の混ざったものです。
搾りかすの固形分は、フィルターの間にたまって残ることになります。

そして、遠心分離機にかけて、水分とオイル分を分離します。
オイルの中に水分が残ると、味が落ちるのはもちろん、オイルが傷みやすくなってしまいます。

そしてこちらから、エクストラバージンオリーブオイルが、流れ出てきます。
感激的ですよ~~!
オリーブの実から、こんな風に最高純度のオイルが出てくるのですから!

絞りたて、生まれたてのオリーブオイル。
美しい黄緑色に輝いています。
若奥様のタイさんが、
「スーパーで買ったオリーブオイルとは、まったく違う味がするわよ」
と言いながら、これまたトラディッショナルな「カメ」から、オイルをボトルに入れてくれました~~!!

トスカーナ産、絞りたてのフレッシュなオリーブオイルを、1ℓ 12ユーロで分けていただきました。
為替を考慮に入れずに考えれると、1200円の感覚です~~ ヽ(^。^)ノ
まだ試していません。
家に大事に持って帰って、ゆっくりと味わいます。
近日中に、このオイルの試飲の感想など、アップしたいと思います。
トスカーナと言えば・・・いろいろあるけれど、まずはオリーブオイルは有名産地です。
生産量の多さはプーリア州に譲りますが、品質と有名度で言えば、イタリアの中でもナンバーワンと言えるでしょう。
オリーブの収穫は10月中ごろから始まって11月中旬ぐらいまで。
中には、もっと熟するのを待って収穫する方法もあるようですが、今のこの時期はオリーブ収穫の真っ最中です。
そんな恵まれた時期にトスカーナにいるのですから、フラントイオ(搾油所=オリーブオイル工場)を見学しなくちゃ!!
というわけで、訪ねたのがこちら。
フラントイオ パルランティ
~パルランティオリーブオイル搾油所~

1925年創業、3代続く、おじいさんの代からの家族経営の搾油所だそう。
建物の前にある、この大きな円形のものは、オリーブを細かく破砕する時に使っていた石臼です。
昔使っていた石臼をこうやって飾っているのね・・と、わくわくしながら搾油所に向かいました。
説明してくれたのは、ここの若奥さんの タイさん。
え?どこから見てもチャーミングなイタリアーナの彼女、聞き慣れない名前??
と思っていたら、彼女のお母さんが、Thailandが好きなので、タイという名前になったのですって。
同じアジア人としては、うれしいですが、そういう理由で娘に名づけってありなの???
(日本好きなら、ジャッポーネさんになるところだったわけよね・・)
などなどと思いながら工場に潜入!
まずは、集められたオリーブの実。
今年2014年のトスカーナ州は夏の低温と長雨で、オリーブもブドウも出来が悪くて農家は大打撃。
こちらのフラントイオでも、オリーブの実の集積率は、平年の二分の一以下ということでした。

集められたオリーブの葉や枝を、実と選別します。
簡単な金属製の格子があるだけ。
選別器とは名ばかりの、かなり大ざっぱな感じです・汗

そのあと、オリーブの実(と、たぶん少しの葉っぱと少しの枝)は、自動的に次の行程へ流れ、回転ミルの中へ。

そこで、こんなふうに種ごとざっくりとペースト状にされます。

え??種ごと破砕してしまうの??
とびっくりする方も多いことでしょうね。。
そうなんです。
普通のオリーブオイルは、オリーブの実からだけでなく、種も一緒に破砕して抽出します。
そうすることで、手間や時間の節約になり、僅かながら種からのオイルや有益物質も期待できます。
「オリーブオイルらしい」パンチの効いた味になります。
でも、この頃は手間暇かけて種を取り、果実のみから絞り出したオイルもあります。
その方が味がマイルドになり、抗酸化にうれしいフェノール系物質の含有割合が上がると言われています。
オイル自体も、酸化しにくくなり、より高価なオイルということになりますね。
その後登場したのは、こちらのトラディッショナルな石臼です~~!!

へ~~!
これってまだ使っているところはあるのね~~! というのが正直な感想。
建物の前にあった石臼は飾りだとばかり思っていましたが、工場内でも本当に使っていたのです!
ペースト状にしたオリーブを、この石臼でつぶし、細胞を細かくしていきます。
そうすることで、固形部分に含まれる、液体の排出を促すことになるそうです。
そのあと、ゆっくりと練り込みをし・・・

いよいよ絞る段階になります。
それがこちら・・・
円形のフィルターの間に、オリーブのペーストをはさみ、上からプレスをかけて絞り出します。

これまた、実にトラディッショナルでございますぅ~~
話をお聞きすると、おじいさんの代から使っているという機械たち。
大切に受け継がれているのですね。。いまだ現役というのがすごいです。
わかりにくいですが、円盤と円盤の間から、液体がどんどん浸みだしてきています。
これが、オイルと水分の混ざったものです。
搾りかすの固形分は、フィルターの間にたまって残ることになります。

そして、遠心分離機にかけて、水分とオイル分を分離します。
オイルの中に水分が残ると、味が落ちるのはもちろん、オイルが傷みやすくなってしまいます。

そしてこちらから、エクストラバージンオリーブオイルが、流れ出てきます。
感激的ですよ~~!
オリーブの実から、こんな風に最高純度のオイルが出てくるのですから!

絞りたて、生まれたてのオリーブオイル。
美しい黄緑色に輝いています。
若奥様のタイさんが、
「スーパーで買ったオリーブオイルとは、まったく違う味がするわよ」
と言いながら、これまたトラディッショナルな「カメ」から、オイルをボトルに入れてくれました~~!!

トスカーナ産、絞りたてのフレッシュなオリーブオイルを、1ℓ 12ユーロで分けていただきました。
為替を考慮に入れずに考えれると、1200円の感覚です~~ ヽ(^。^)ノ
まだ試していません。
家に大事に持って帰って、ゆっくりと味わいます。
近日中に、このオイルの試飲の感想など、アップしたいと思います。
ワイン造りの現場で
2014.10.20 (Mon)
10月2週目、トスカーナ州にブドウ畑とカンティーナを持つKさんを訪ねました。
Kさんは、日本人女性なのですが、トスカーナに畑と家を購入し、女手ひとつでB&Bを経営しながらブドウの栽培とワイン造りをしている、信じられないほどパワフルな方です。
本当は、収穫のお手伝いをさせていただく予定でしたが、天候の関係で収穫が1日早まり、タッチの差で体験できず。。残念
でも、先に収穫してあったサンジョベーゼ種を使ってのワイン造りを、ほんのちょっぴりだけ体験させていただきました。
畑では、まだカベルネが収穫を待っています。
ずっしりと実ったひと房ひと房が、その重さで今にもこぼれ落ちそうです。

緩やかな斜面に、白ブドウと黒ブドウを何千本も植えられています。
よく手入れの行き届いた、みごとなブドウ畑です。

手摘みで丁寧に収穫されたブドウは、皮や種ごと大きなステンレスタンクの中に入れ、最初の発酵をさせます。
大きな木製の道具を使って、1日2~3回ブドウをかき混ぜるそうです。
約1週間前に収穫したブドウですから、6日ほど続けていることになります。

ブドウの実の表面には、もともと酵母がありますが、きっちりと衛生的に発酵させるために、ワイン専用の酵母と、酵母の栄養を混ぜ込んでおきます。
これは、専用のワイン用酵母と、その酵母の栄養。こんなのを売っているそうです。

こちらは、白ワイン用のステンレスタンク。
9月に収穫された白ブドウが、発酵中。
タンクは温度や圧力が自動制御されていて、ブドウにとって居心地のいい部屋を提供しています。
最新式でとても優秀そうなタンクです。

タンクの蓋を開けると、発酵中の白ブドウが眠っています。

赤ワインのタンクから、少量のサンプルを取り出し、糖度やアルコール度を測ります。
これは、アルコール度の測定器。
シンプルな道具ですが、あっという間にアルコール度が測定できてしましました。

彼の本職は彫刻家なのだそうです。
芸術のみならず、ワインの醸造家としての知識もとても深く、Kさんのカンティーナのエノロゴを全面的に引き受けている素晴らしい能力の持ち主。
糖度、アルコール度とも満足の行く数値だったので、ブドウを漉すことになりました。
まずは、タンクの上澄みを漉し取ります。
タンクを傾けながら、慎重にジュースを取り出していきます。

タンクに残ったブドウを、さらに漉してジュースをしっかりと抽出します。
エノロゴ氏は、「この道具は古いから新しくしないとね~」などと言いながらも、どんどん作業を進めていきます。

ここで取り出したジュースを、今度は専門機関に出して、酸度やタンニンなど、さらに分析をしてもらうそうです。
取り出したブドウの果汁は、再度タンクに戻し、今回の作業はとりあえずここまで。
まだまだ作業は続くようですが、果汁はおいしいワインになるまで、しばらく静かな眠りにつくのですね。
Kさんは、日本人女性なのですが、トスカーナに畑と家を購入し、女手ひとつでB&Bを経営しながらブドウの栽培とワイン造りをしている、信じられないほどパワフルな方です。
本当は、収穫のお手伝いをさせていただく予定でしたが、天候の関係で収穫が1日早まり、タッチの差で体験できず。。残念
でも、先に収穫してあったサンジョベーゼ種を使ってのワイン造りを、ほんのちょっぴりだけ体験させていただきました。
畑では、まだカベルネが収穫を待っています。
ずっしりと実ったひと房ひと房が、その重さで今にもこぼれ落ちそうです。

緩やかな斜面に、白ブドウと黒ブドウを何千本も植えられています。
よく手入れの行き届いた、みごとなブドウ畑です。

手摘みで丁寧に収穫されたブドウは、皮や種ごと大きなステンレスタンクの中に入れ、最初の発酵をさせます。
大きな木製の道具を使って、1日2~3回ブドウをかき混ぜるそうです。
約1週間前に収穫したブドウですから、6日ほど続けていることになります。

ブドウの実の表面には、もともと酵母がありますが、きっちりと衛生的に発酵させるために、ワイン専用の酵母と、酵母の栄養を混ぜ込んでおきます。
これは、専用のワイン用酵母と、その酵母の栄養。こんなのを売っているそうです。

こちらは、白ワイン用のステンレスタンク。
9月に収穫された白ブドウが、発酵中。
タンクは温度や圧力が自動制御されていて、ブドウにとって居心地のいい部屋を提供しています。
最新式でとても優秀そうなタンクです。

タンクの蓋を開けると、発酵中の白ブドウが眠っています。

赤ワインのタンクから、少量のサンプルを取り出し、糖度やアルコール度を測ります。
これは、アルコール度の測定器。
シンプルな道具ですが、あっという間にアルコール度が測定できてしましました。

彼の本職は彫刻家なのだそうです。
芸術のみならず、ワインの醸造家としての知識もとても深く、Kさんのカンティーナのエノロゴを全面的に引き受けている素晴らしい能力の持ち主。
糖度、アルコール度とも満足の行く数値だったので、ブドウを漉すことになりました。
まずは、タンクの上澄みを漉し取ります。
タンクを傾けながら、慎重にジュースを取り出していきます。

タンクに残ったブドウを、さらに漉してジュースをしっかりと抽出します。
エノロゴ氏は、「この道具は古いから新しくしないとね~」などと言いながらも、どんどん作業を進めていきます。

ここで取り出したジュースを、今度は専門機関に出して、酸度やタンニンなど、さらに分析をしてもらうそうです。
取り出したブドウの果汁は、再度タンクに戻し、今回の作業はとりあえずここまで。
まだまだ作業は続くようですが、果汁はおいしいワインになるまで、しばらく静かな眠りにつくのですね。
ひさびさの畑
2014.10.19 (Sun)
雨が続いたり、所要もあり畑に来たのは2週間ぶり。
10月になって、畑仕事のペースはずいぶんゆっくりになってきました。
ほっておいても、野菜たちは毎日育ってくれます。
植物ってすごい。お日様の光と水と土と、少しの肥料でどんどん成長するんだから。
ブロッコリーがいい感じにちょうど収穫時です。

ブロッコリーってこんなふうにできるんですね。
実は、実際にブロッコリーが畑で実っているところを初めてみました・汗
葉がワイルドにどんどん成長して、その中に食用部分である花のつぼみの集団がこじんまりと現れてきます。
今回、紫色のブロッコリーも育ちました!

育てているときは、普通のブロッコリーだと思っていたのでできてみてびっくり!
でも、ゆでたらふつうの緑のブロッコリーに変身してしまいました。
食用部分が柔らかくて、いつも食べる緑のブロッコリーよりも繊細な感じでした。
その他にも、野菜はどんどん育ってくれています。
これは、プンタレッラ
しゃきしゃきとした食感と、ほろ苦さが独特のイタリア野菜です。
真ん中に、にょきにょきっと生えてくる、芽の部分を食べます。

キャベツは、まだもう少し。

紫のチコリ 完全に紫になる前に葉ワイルドになりすぎてる!
いつ収穫していいのか、収穫のタイミングがわからない~~

12株ぐらい植えたレタスは、なめくじ被害でほぼ全滅。
この1株だけが、美しく育ってくれました。

大根。ずいぶん大きくなりました。異国の地でがんばれ~~

畑の周辺もずいぶん秋らしくなってきました。
木々の葉が紅葉し始めています。

畑をお借りしている農家の先生のところには、動物もたくさんいます。
これは、なんていう動物かな。ヤギの一種??のんびりと外を見ていて気持ちよさそう!

春から夏の終わりにかけての、激しい太陽の光はずいぶん弱くなってきました。
2,3日見ないと、育ちすぎてしまっていた野菜の成長の勢いも、ペースダウン。
秋なんですね~。
畑に来ると、四季の移り変わりを肌で感じます。
10月になって、畑仕事のペースはずいぶんゆっくりになってきました。
ほっておいても、野菜たちは毎日育ってくれます。
植物ってすごい。お日様の光と水と土と、少しの肥料でどんどん成長するんだから。
ブロッコリーがいい感じにちょうど収穫時です。

ブロッコリーってこんなふうにできるんですね。
実は、実際にブロッコリーが畑で実っているところを初めてみました・汗
葉がワイルドにどんどん成長して、その中に食用部分である花のつぼみの集団がこじんまりと現れてきます。
今回、紫色のブロッコリーも育ちました!

育てているときは、普通のブロッコリーだと思っていたのでできてみてびっくり!
でも、ゆでたらふつうの緑のブロッコリーに変身してしまいました。
食用部分が柔らかくて、いつも食べる緑のブロッコリーよりも繊細な感じでした。
その他にも、野菜はどんどん育ってくれています。
これは、プンタレッラ
しゃきしゃきとした食感と、ほろ苦さが独特のイタリア野菜です。
真ん中に、にょきにょきっと生えてくる、芽の部分を食べます。

キャベツは、まだもう少し。

紫のチコリ 完全に紫になる前に葉ワイルドになりすぎてる!
いつ収穫していいのか、収穫のタイミングがわからない~~

12株ぐらい植えたレタスは、なめくじ被害でほぼ全滅。
この1株だけが、美しく育ってくれました。

大根。ずいぶん大きくなりました。異国の地でがんばれ~~

畑の周辺もずいぶん秋らしくなってきました。
木々の葉が紅葉し始めています。

畑をお借りしている農家の先生のところには、動物もたくさんいます。
これは、なんていう動物かな。ヤギの一種??のんびりと外を見ていて気持ちよさそう!

春から夏の終わりにかけての、激しい太陽の光はずいぶん弱くなってきました。
2,3日見ないと、育ちすぎてしまっていた野菜の成長の勢いも、ペースダウン。
秋なんですね~。
畑に来ると、四季の移り変わりを肌で感じます。