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オリーブオイル工場へ潜入!

2014.11.08 (Sat)

現在、トスカーナに滞在中。

トスカーナと言えば・・・いろいろあるけれど、まずはオリーブオイルは有名産地です。
生産量の多さはプーリア州に譲りますが、品質と有名度で言えば、イタリアの中でもナンバーワンと言えるでしょう。

オリーブの収穫は10月中ごろから始まって11月中旬ぐらいまで。
中には、もっと熟するのを待って収穫する方法もあるようですが、今のこの時期はオリーブ収穫の真っ最中です。

そんな恵まれた時期にトスカーナにいるのですから、フラントイオ(搾油所=オリーブオイル工場)を見学しなくちゃ!!

というわけで、訪ねたのがこちら。


フラントイオ パルランティ 
~パルランティオリーブオイル搾油所~


ss-IMG_9432.jpg


1925年創業、3代続く、おじいさんの代からの家族経営の搾油所だそう。
建物の前にある、この大きな円形のものは、オリーブを細かく破砕する時に使っていた石臼です。

昔使っていた石臼をこうやって飾っているのね・・と、わくわくしながら搾油所に向かいました。

説明してくれたのは、ここの若奥さんの タイさん。
え?どこから見てもチャーミングなイタリアーナの彼女、聞き慣れない名前??
と思っていたら、彼女のお母さんが、Thailandが好きなので、タイという名前になったのですって。

同じアジア人としては、うれしいですが、そういう理由で娘に名づけってありなの???
(日本好きなら、ジャッポーネさんになるところだったわけよね・・)
などなどと思いながら工場に潜入!


まずは、集められたオリーブの実。
今年2014年のトスカーナ州は夏の低温と長雨で、オリーブもブドウも出来が悪くて農家は大打撃。
こちらのフラントイオでも、オリーブの実の集積率は、平年の二分の一以下ということでした。

ss-IMG_9403.jpg



集められたオリーブの葉や枝を、実と選別します。
簡単な金属製の格子があるだけ。
選別器とは名ばかりの、かなり大ざっぱな感じです・汗

ss-IMG_9404.jpg



そのあと、オリーブの実(と、たぶん少しの葉っぱと少しの枝)は、自動的に次の行程へ流れ、回転ミルの中へ。

ss-IMG_9405.jpg



そこで、こんなふうに種ごとざっくりとペースト状にされます。

ss-IMG_9406.jpg



え??種ごと破砕してしまうの??
とびっくりする方も多いことでしょうね。。

そうなんです。
普通のオリーブオイルは、オリーブの実からだけでなく、種も一緒に破砕して抽出します。

そうすることで、手間や時間の節約になり、僅かながら種からのオイルや有益物質も期待できます。
「オリーブオイルらしい」パンチの効いた味になります。

でも、この頃は手間暇かけて種を取り、果実のみから絞り出したオイルもあります。
その方が味がマイルドになり、抗酸化にうれしいフェノール系物質の含有割合が上がると言われています。
オイル自体も、酸化しにくくなり、より高価なオイルということになりますね。



その後登場したのは、こちらのトラディッショナルな石臼です~~!!

ss-IMG_9408.jpg


へ~~!
これってまだ使っているところはあるのね~~! というのが正直な感想。
建物の前にあった石臼は飾りだとばかり思っていましたが、工場内でも本当に使っていたのです!

ペースト状にしたオリーブを、この石臼でつぶし、細胞を細かくしていきます。
そうすることで、固形部分に含まれる、液体の排出を促すことになるそうです。


そのあと、ゆっくりと練り込みをし・・・

ss-IMG_9410.jpg



いよいよ絞る段階になります。
それがこちら・・・

円形のフィルターの間に、オリーブのペーストをはさみ、上からプレスをかけて絞り出します。

ss-IMG_9413.jpg



これまた、実にトラディッショナルでございますぅ~~

話をお聞きすると、おじいさんの代から使っているという機械たち。
大切に受け継がれているのですね。。いまだ現役というのがすごいです。

わかりにくいですが、円盤と円盤の間から、液体がどんどん浸みだしてきています。
これが、オイルと水分の混ざったものです。

搾りかすの固形分は、フィルターの間にたまって残ることになります。

ss-IMG_9414.jpg



そして、遠心分離機にかけて、水分とオイル分を分離します。
オイルの中に水分が残ると、味が落ちるのはもちろん、オイルが傷みやすくなってしまいます。

ss-IMG_9416.jpg


そしてこちらから、エクストラバージンオリーブオイルが、流れ出てきます。
感激的ですよ~~!
オリーブの実から、こんな風に最高純度のオイルが出てくるのですから!

ss-IMG_9420.jpg

絞りたて、生まれたてのオリーブオイル。
美しい黄緑色に輝いています。



若奥様のタイさんが、

「スーパーで買ったオリーブオイルとは、まったく違う味がするわよ」

と言いながら、これまたトラディッショナルな「カメ」から、オイルをボトルに入れてくれました~~!!

ss-IMG_9430.jpg



トスカーナ産、絞りたてのフレッシュなオリーブオイルを、1ℓ 12ユーロで分けていただきました。
為替を考慮に入れずに考えれると、1200円の感覚です~~ ヽ(^。^)ノ


まだ試していません。
家に大事に持って帰って、ゆっくりと味わいます。

近日中に、このオイルの試飲の感想など、アップしたいと思います。




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テーマ : イタリアン - ジャンル : グルメ

20:12  |  オリーブオイル  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

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